保護者の方へ|子どもとの関わり方
子どもを「見守る」とは?
「見守り」と「放置」の違い
「今は見守ってあげましょう」と言われても、具体的に何をすればよいのか分からず、戸惑うことがあります。
話しかけないほうがよいのか、手伝わないほうがよいのか、そっとしておくべきなのか。迷った結果、「見守り」が「放置」に近くなってしまうこともあります。
今回は、「見守り」と「放置」の違いを整理し、家庭でできる具体的な見守り方を考えます。
カテゴリー:子どもとの関わり方・保護者支援
読了時間:約4分
「見守って」と言われても分からない
「今は「見守って」あげましょう」
誰かに相談したとき、こんな風にアドバイスを受けたことはありませんか?
そして、こんな疑問を持ったことはありませんか?
「見守る」って具体的にどうすればいいの?
単に「見守る」と言われたとき、戸惑いを感じる方も多いと思います。
「見守り」と「放置」は全く別
- あまり話しかけないほうがいいのかな?
- 手伝ったりしないほうがいいのかな?
- あまり気にかけないほうがいいのかな?
そういう思いから、半ば「放置」のような関わりになってしまう方も少なくありません。
見守りは「近くで気にしている状態」
大前提として、「見守り」と「放置」は全く別です。
「見守り」・・・成り行きを注意して見続けること。相手の状態や変化に気を配りながら、必要なときには関われるようにしておくこと。
「放置」・・・そのままにしておくこと。関与せず、成り行きに任せて手を加えないこと。
ざっくり言い換えると、
子どもに安心感を与える見守り
「見守り」=「近くで気にしている状態」
「放置」=「離れて気にしない状態」
でしょう。
見て、必要なときに守る
「見守り」とは、子どもの近くでいつでも手を差し伸べる準備ができている状態のことであり、「放置」とは、子どもが何をしようと気にかけずに見ないことなのです。
子どもの立場から「見守り」を表現するなら、「いろいろ世話を焼いてくるわけではないけれど、ちゃんと自分のことを見てくれている安心感がある」でしょうか?
「今は「見守って」あげましょう」と言われたとき、やることは簡単です。
しっかり「見て」、必要な時に「守って」あげるだけでいいのです。
日常の中でできる見守り
なんでもかんでも声をかければいいわけではないし、逆に全く声をかけなくなるのでもない。1から10までやってあげるのも違うし、逆に何があっても手を差し伸べないのも違います。
朝起きた時、「おはよう」と声をかけ、一緒にご飯を食べ、同じ空間で一緒に過ごしながら、なにか変化があれば「どうしたの?」と声をかける。これだけで十分です。
見守り方は一人ひとり違う
もちろん、お子さんの状態によって「見守る」部分と「手を差し伸べる」部分は異なります。声掛けの方法もいろいろです。ただ、「見守り」とは、決して「放置すること」とは違うということを覚えておいてほしいのです。
代々木高等学院が大切にしていること
代々木高等学院では、生徒に何でも先回りして働きかけるのではなく、本人の状態やペースを見ながら、必要なときに支えられる関係をつくることを大切にしています。
声をかけすぎることも、まったく関わらなくなることも、生徒の安心につながらない場合があります。本人の小さな変化に気づきながら、必要な支援や学び方、通い方を一緒に考えます。
保護者の方だけでもご相談いただけます
お子さまをどのように見守ればよいか、
迷っている保護者の方へ
「声をかけると嫌がられてしまう」
「そっとしておくと、放置しているようで不安になる」
「どのタイミングで手を差し伸べればよいか分からない」
そのような悩みを、保護者の方だけで抱える必要はありません。
相談は無料です。入学を決めていない段階でもご利用いただけます。
学校の特徴、学び方、通い方、サポート内容などをご確認いただけます。
執筆者
代々木高等学院 社会福祉士 建元大吾


