代々木高校では、ひきこもりのための社会復帰コースとして「大人の学び直しコース」など、社会復帰のお手伝いをしてきましたが、「8050問題」などますます深刻な社会問題となっている現状を鑑み「引きこもったまま社会復帰コース」を開設することとなりました。
8050問題は、ひきこもりの長期化・高齢化から引き起こされる社会問題です。
主に50代前後のひきこもりの子供を80代前後の親が養っている状態で、経済難からくる生活の困窮や社会的孤立、病気や介護といった問題によって共倒れになるリスクが指摘されるようになってきました。また、世界からも「hikikomori」と英語表記されるほどの社会問題となっています。
「引きこもったまま社会復帰コース」では、ひきこもり状態のままITスキルを身につけ仕事が受注できるという画期的なコースです。まずフロンティアリンク株式会社が行う各種ITスキルをWEB上で習得するビジネススクールを利用し「仕事保証付き」在宅ホームページ作成講座「ひきこもりサポート特別コース」などITスキルを身につけます。
ひきこもりサポート特別コース
同社が独自開発したシステムにより、在宅のまま短期間でITスキルを身につくようになっています。当校卒業後は、ひきこもりの方々のために設立した同社子会社の「株式会社ウチらめっちゃ細かいんで」が仕事を受注し皆様に提供していきます。
株式会社ウチらめっちゃ細かいんで
まさに、ひきこもったまま社会復帰が可能なわけです!
ひきこもりの方の中にはIT系への思い入れや適性が合致している方も多くいらっしゃいます。とかくコミュニケーションを求めがちですが、口下手で人付き合いは悪いが腕のいい職人さんも多く存在します。
当コースは、現在のIT職人として自立をしていくコースです。仕事を受注できるということは大きな自信に繋がりますし、自信がつくことにより他の領域も良い方向に変わっていくはずです。
仕事で生活費を得て自立していけるようになるための道筋はいろんな方法があるべきです。こうした逆説的な自立を目指していっても良いのではないでしょうか。
もちろん通信制高校のコースとしては、全く在宅というわけにはいきません。
年間4~5日は対面学習(スクーリング)を要しますが、さまざまな方法でバックアップする代々木高校での高校卒業資格取得は可能なはずです。
尚、高校卒業資格の取得は、高校在籍期間が合計3年以上と74単位以上修得することになっています。
18歳以上の方々は、とかく高校卒業程度認定試験(高認試験)にチャレンジする方はされますが、高認試験の合格率は約半数であり、且つ学歴取得ための試験ではありません。したがって大学入学を果してこそいきてくる試験ですが合格者の半数しか得られていません。大学入学を断念した方は中学卒業資格しかないことになります。
是非この機に「引きこもったまま社会復帰コース」でITスキルを身につけ、自立を目指しましょう!
お問い合わせは下記まで
代々木高校 東京本部
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-8-2
TEL:
050-3535-2797