こんにちは。
代々木高等学院・相談室の加藤です。

教室の前に置いてあった一冊の本。
みんなに読んでもらいたいと、生徒がそっと置いた本でした。
小学生の頃、その生徒のもとにやってきた本。
こころに響いたそうです。


「優しい人には優しい出来事がありますように。」もくもくちゃん（著）

私も読ませてもらいました。
すてきなことばたちが、いっぱい詰まっているなぁ。
こころがほっとします。

気になったことばたちをちょっとだけ紹介しますね。

　わたしの「つらい」と
　あの子の「つらい」を比べない
寄り添うこと。

　だれかのみる世界に
　あわせなくてもいい。
　ぼくのもきみのも
どちらも素敵でどちらも大切。

　はやく元気になろうとしなくていいからね。
　いつでもいいよ。
　そばにいるから。

こころが少し弱っているとき
こんなことを言ってもらえたら、
なんだかうまくいかないとき
優しく勇気をもらえたら、
ちょっと元気になれるかもしれないですね。

みんなそんなに強くないから、生きていくのは大変だけど
でもね、
ちょっと顔をあげてみたら、
優しい人が、言葉が、
そこにあるのかもしれませんね。

読み終わった後、
とっても優しい気持ちになりました。

よかったら、手に取ってみてくださいね。

【代々木高等学院・相談室】
自分がそのままでいられる居場所って、すごく大切だと思います。
居心地いーなぁって思えるようなそんな居場所。
温泉にぽちゃんとつかっていい景色を見るような…
ホッとできるカフェでマスターとおしゃべりしてるみたいな…
誰にもじゃまされない空間でひとりボーっとするような…
そんな居場所があったらいいなといつも思っています。

小さなことでも大きなことでも、相談でも相談じゃなくても
なんでも話してください。みなさんの居場所になれたら嬉しいです。