4年に一度行われるアジア版オリンピック「第18回アジア競技大会ゴルフ競技」男子個人戦で中島啓太(代々木高校3年)がトータル11アンダーで金メダルを獲得。
また、女子個人戦においてはフィリピン代表の笹生優花(さそう・ゆうか 代々木高校2年)がトータル13アンダーで金メダルを獲得し、男女ともに代々木高校生が金メダルを獲得しました。
日本代表とフィリピン代表という珍しい形での男女アベック金メダル獲得となりました。
一つの高校から男女揃って金メダルを獲得したことは過去にない出来事ですが、多様な生徒の受け皿として一人ひとりの育み環境を構築する広域通信制高校としての特性が活きた結果でもありました。
もちろん本人たちの日頃の努力が一番ですが、その努力を最大限に引き出す環境を作っていける教育の場が通信制高校なのです。
通信制高校は昭和30年代に働く青少年のために設立された制度ですが、現在はグローバル社会の多様な生徒のため、柔軟に対応できる高校として注目を集めいています。
高校の部活動では物足りない、もっとプロの世界でトコトン挑戦してみたいと考える生徒は急速に増えつつあります。そして、その道を目指す者同士が競い合う場には活きた先生がたくさんいます。通信制高校ではこうした「出る杭を伸ばす」環境が揃っているのです。
代々木高校ではプロスポーツを目指す以外にも、現場で働きながら学ぶ「奨学金コース」もあり、好きなことを現場で学ぶことの出来るコースです。
そもそも「学校は社会へ出るための予行演習の場」です。教員免許を持った先生ではなく、現場をリアルに見据え続けてきた先生たちから直に学ぶコースがあっても良いのではないでしょうか。